カウンセリングとは何か?
カウンセリングとは何なのか?ただ話を聴いてもらうのとは何が違うのか?
こうした問いを持たれる方は多いのではないかと思います。私自身、これまでの臨床経験の中でご相談者様からだけではなく、医師、教師、ケースワーカー、看護師、保育士などの他職種の方から幾度となく質問を受けてきました。
カウンセリングとは「精神分析的心理療法と心理カウンセリング」のページでも書いてある通り、お話をじっくり聴きつつ、専門的な理論や知識を背景にアドバイス、提案、助言、心理教育などを行い、問題解決に向けて取り組むことです。
自分の困り感、悩み、苦しみについて語ること、聴いてもらうことで安心感が得られたり、自ら語ることで見えてくるものがあるかもしれません。また、私たちが専門的な視点から「問うこと」や「理解を伝えること」でご自身だけで考えているよりもより広く、深くその悩みについて理解でき、自己理解が深まるかもしれません。そして、行動・考え方の変化についてじっくりと話し合っていくこともできます。
このように「適切に悩み考えること」をカウンセリングの中では行っていきます。